CRP検査

ルミラ・CRPテストストリップは、全血および血漿中のCRP濃度を迅速に定量するように設計された、使いやすい高速マイクロ流体免疫蛍光法を測定原理とした検査です。ルミラ・プラットフォームと併用することで、ポイントオブケア環境で約4分で迅速に測定結果が得られます。

検査の利点

CRP測定では、感染症、組織損傷、炎症性疾患、および関連する疾患の検出と評価のための情報が得られます。

  • 正確で大型自動分析機に匹敵する結果
  • 結果が出るまでの時間は4分 
  • 検体種:直接指先穿刺(またはリチウムヘパリンで抗凝固処理されたマイクロピペットによる)または血漿(リチウムヘパリン)
  • 検体量:20 μL
  • 全血検体のヘマトクリット補正
  • 室温保存 (2–30°C)
  • 測定範囲 5.0~250.0 mg/L

テストのワークフロー

本機器およびテストストリップは、いくつかのコントロール機能を統合し、各測定時に機器とテストが正しく機能していることを確認します。

ワークフローは、指先穿刺用ランセットによる簡単な検体採取と、その後の機器のステップバイステップのガイダンスで構成され、検体滴下から4分で患者の結果が得られます。

CRPテストのワークフロー

テストの性能

メソッドの比較

ルミラ・CRPテストストリップを用いた205回分のCRP測定値をSiemens Dimension® Xpand® Plus統合化学システムのRCRP Flex®アッセイと比較し、Passing Bablok回帰で分析しました。

メソッドの比較
スロープ 1.00
切片 -0.48
r 0.99

精度試験では、3施設で3種類のCRP濃度についてそれぞれ1日に5レプリケートを1回、5日間測定しました。精度試験の結果を以下にまとめました。

CRP濃度(mg/L)日内変動(%CV)日差変動(%CV)施設間変動(%CV)総合変動(%CV)n
11.64.80.55.67.475
20.24.80.03.76.075
148.34.51.43.25.675

国・地域によっては入手できない製品があります。特定の市場での入手可能性については、最寄りのルミラ営業担当または代理店にご連絡ください。 

コンプライアンス文書

より良い健康経験結果

地域とより広い社会の、一人一人のために、より健康な人生を支援します。

患者さんと医療チームとの間の個々の良好な関係を可能にします。

医療コストをコントロールし、減らすことで、医療予算への圧迫を緩和します。